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しっかし…どうしてどうして。
短い(笑)
サークル活動してた時は1冊分にしなきゃ!と考えてたのに、それ以降は短い文の積み重ねで作品になるもので。
いつ終わるのかまだ不明ですが、気長に付き合って下さい。
ハントに誘っても「忙しいから」と断られる日々が続いている。
今までならば有り得ない反応だった。
珍しい食材に目を輝かせ、どんな危険地帯にも進んで入っていく。
人の話を聞いていないのか、好奇心が先にたってしまうのか、命の危険にさらされた事も一度や二度の話ではない。
誘えばどんなに忙しい時でも都合をつけていた。
もしや自分だけが断られているのかと思えば…そうでは無かった事に安心しつつも、やはりこいつ等も誘っていたのかと密かな怒りも生まれた。
が、今はそれどころではない。
「いくらなんでも二ヶ月はなげぇだろ」
「珍しく何か隠している感じもする」
「ん。オレの誘いを断るなんて十年早いっつうの」
巨体な3人組が頭をつき合わせて内緒話をするかの如く、声を潜めていた。
これだけ目立つ3人組ならば周囲に人だかりでも出来そうなものだが、道行く人はその存在にすら気づいていない様子だった。
それもその筈。
美食四天王と呼ばれる3人にとって人の意識から自分の存在を消すなどというのは朝飯前。
身体の大きさなど関係なく、秘密裏に動くことが出来るのである。
「で、どうなんだ?」
「いるね…」
忙しい以外、何も話してくれない相手に痺れを切らし、気付かれない距離から彼の家の中を探る。
実際に入っていっても気付かれない自信はあるのだが、流石にそれは気が引けた。
トリコの嗅覚で本人以外の匂いも確認したが、サニーの触覚で周囲の人間やら動物やらの毛や持ち物を集めて嗅ぎ比べをしても同じ臭いを発するものがない。
その為、ココの眼で家の中の電磁波を探っていたのだが…
「いるけど…」
「「けど?」」
「…どこかで見た事がある電磁波なんだよね…」
記憶に引っかかっているのだが思い出せない。だが、確かに何処かで同じ電磁波を見た事があった。だが、彼の近辺で見たのではない。それだけは確かだった。
「ま、悩んでも仕方ねぇ。行くんだろ?」
「たりまえ」
「疲労の原因も気になるしね」
どんなに忙しくても電磁波にまで疲労の色を滲ませた事の無い彼に、可哀想になるくらい疲労の色が現れていた。それでも、今日一日見守っていたが、表面上にそれを見せる事は一度もなかった。
一行が目指す先。そこに待つ事態は想像を絶するものだった…
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《BlueSkyHero》では【蒼皇那鬼(ソウコウ ナキ)】
《Legend-Of-DragonBall》では【神薙(カンナギ)】
と、サークル名を変える時にPNまで変えたりしたお馬鹿です(笑)
どんなジャンルにも手を出しますが、自分が書くジャンルは少なかったりします…
今はタイバニ(兔虎)にもハマってたり…
基本、親父好きです(爆)