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WJ作品中心のSSブログ。 現在はDB(親父中心)、トリコ(コマ総受)となってます。
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サーチエンジンリンクに登録している「トリコシンプルサーチ」様が9月1日に閉鎖するに伴い、今月一杯でリンクを削除します。
今後、トリコ系のサーチは「トリコSEARCH!」様をご利用くださいませ。

それにしても…サーチエンジンの力は凄いなぁと実感する今日この頃。
何せ…気付いたら10000HIT突破してました(^_^;)
皆様、駄文にお付き合いください、本当にありがとうございます。
と、感謝の気持ちと共に自分の予定では半年以上先の数字だったのですが(笑)
その上、先日の更新時に突破していたにも関わらず確認していなかったので気付かない始末。
何をやっても間の抜けた所があるのが私だったりするんですよねぇ…体調悪くて更新がやっとだったと言うのもありますが…

余談ですが…体調を崩す前日にPSPで遊んでおり、ゲーム内のおみくじを引いたところ…
凶→凶→末吉→大凶→大凶→中吉→凶→大凶→吉
と出ました(笑)
「引きすぎ!」という突っ込みは置いといて。
実はゲームではない実際のおみくじでもよく引くんですよ…「凶」と「大凶」を。
一緒に引いた友人に笑われた事も。
一番面白かったのは4箇所で引いて
大凶→大吉→大凶→大吉
だった時ですねぇ…いやはや、運が良いのか悪いのか。
「大凶なんて早々出ないから良いんじゃない?それ以上落ちないし」と親族に言われたので、そう考える様にしてますけどね…ゲームでまで出ると凹みますわな…
てか…ゲームなのに凶や大凶の率、高すぎ…


「うわぁ…」
 流れる景色。
 暗い夜を照らす明るい月。
 全てが初めて目にする光景だった。
 丸い月は光の加減なのか何時もよりも大きく見える。
 普通ならば見上げる事など出来ない月の光だが、それでも地上にバーダックの影を造るのは困難だった。
「喋るなよ。舌噛んでも知らねぇからな」
 影すら落とさない      パラガスでさえ顔を引き攣らせていた速度だと言うのにカカロットの顔には恐怖の欠片すら見当たらない。
「なぁ、父ちゃん!オラも父ちゃん見たいに飛べるようになるのか!?」
 喋るな、と言っている矢先から話し始める。
 この好奇心旺盛で人の話を聞かない所は確実に母親似だろうと、バーダックは思わずに居られなかった。
「鍛錬を積めばな」
「そっか!」
「ま、浮く事も出来ねぇんじゃ先は長いだろうけどな」
 出来る出来ないには個人差がある。
 現に共に育ったラディッツとターレスでも、受けるようになったのはターレスが先だがコントロールが出来るようになったのはラディッツが先、と言った具合で得手不得手で覚える速度は違っていた。
「…だって…兄ちゃん達がまだ早いって…ブロリーはもう浮けんのに…」
「ああ゛?早くはねぇだろうが。仕方ねぇな…明日トーマ呼んでやるから、教えて貰え」
「父ちゃんは教えてくんねぇのか?」
「オレは人に教えんのは苦手なんだよ」
 それに自分が浮いたり飛んだり出来た時、どうしてそれが出来たのかと理論的に説明する事が出来ない。
 出来るようになった時の記憶はあるが、それはバーダック自身の記憶ではないのだ。
 その為、ラディッツ達に教える時もトーマ等チームメイト達に任せていた。
 最も人の面倒を見るのが好きな者達だったので拒否された事もなかったが。
「オラ…父ちゃ」
 ピピピピピピ、とスカウターの電子音が鳴り響く。
 セットしていたターレスの戦闘力を検知出来る距離に達した合図だった。
 バーダックがターレス以外の戦闘力も感知するように設定を変えると、傍に大きな戦闘力が1つ。
 そしてターレスとその戦闘力の主を追いかけるように複数の戦闘力が検知される。
「あの馬鹿が…!」
 スカウターが有る限り、追っ手を撒く事が出来ないにせよ数は減らすのが定石だ。
 検知される数値も、ターレスならば倒せる相手ばかり。
 揉め事を起したからには徹底的に証人を黙らせる必要があると言うのに。
「カカロット、しっかり掴まってろ。衝撃波ですっ飛ぶんじゃねぇぞ」
 カカロットの手に力が込められるのを確認すると、両手から無数のエネルギー弾を打ち出す。
 が、目視できる範囲には誰も居ない。
「父ちゃん、誰もいねぇトコに撃ってどうすんだ?」
「ちゃんと居る所に撃ってんだよ。近くから撃ったらオレがやったってバレちまうだろうが」
 スカウターの反応が1つ2つ…と消えていく。
 超長距離からの射撃など接近戦を主とするバーダックは普段は行わないが、今は追っ手の目に自分が映る訳にはいかない。
 相手もスカウターをつけてはいるだろうが、目視できる距離に目標が居る以上、必要以上に範囲を広げてはいないだろうと言うのがバーダックの読みだった。
「なんだ…1人も避けられねぇのかよ。こりゃ鍛え直さねぇとな…」
 全員、スカウターをOFFにしていたと思いたい。
 そうでなければ余りにも弱体化し過ぎている。
 以前の        先王の代の戦士ならば簡単に避けられる程度のエネルギー弾なのだ。
 強制的な戦闘が無くなったとはいえ、気を抜く事が出来ないのが現状であると言うのに。
 戦闘力が高かろうとも、常日頃の鍛錬を怠れば反応速度は鈍るというのに、今のエリート戦士達は戦場に出る者も、鍛錬を行う者も少なくなってきていた。
「お前でも今のなら避けられるよな?」
「見えたから出来る!」
 スカウターの戦闘力を記録し、全てが片付いた時には全員を鍛え直すようベジータに進言しておいてやろう。と、打ち落とされたエリート戦士達にとっては要らぬお節介をバーダックが実行に移したのは言うまでも無い。

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HN:
神薙
性別:
女性
職業:
事務
自己紹介:
サークル活動時
《BlueSkyHero》では【蒼皇那鬼(ソウコウ ナキ)】
《Legend-Of-DragonBall》では【神薙(カンナギ)】
と、サークル名を変える時にPNまで変えたりしたお馬鹿です(笑)
どんなジャンルにも手を出しますが、自分が書くジャンルは少なかったりします…
今はタイバニ(兔虎)にもハマってたり…
基本、親父好きです(爆)
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