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トリコのSSを書くようになって一つ二つ問題が発生…
…DB側のキャラと被る被る…
油断するとトリコがバーダックやターレスになったり。
丁寧口調なココは(私の中では丁寧口調な)ブロリーとキャラが混同しそうになったり。
サニーに至っては…すんません…まだ完璧にキャラがつかめてません!(その為、出番が少なかったりします…)
だってサニーって原作でも「まえ」って言ったり「おま」って言ったりするんですもん…
違和感バリバリ感じられる方も居るでしょうが…大目に見てください…
そして…サブタイトルなんて付けるんじゃなかった(爆)
ということで、【一期一会】第5話です。
…今TVに写ってた「立ち上がったアリクイ」の姿がGTロボに見えた…末期か…?
「なんでオレ達に言わなかったんだよ。研究所がらみなら 」
「研究所がらみだから、ですよ。皆さん研究所には嫌な思い出が多そうなのに。前にココさんが大変だったって話もトリコさんが教えてくれたんじゃないですか。そんな嫌な事を思い出させてしまいそうなのに相談するのもどうかな、と思いまして」
「あのなぁ…小松。オレ達は 」
グルルルルルルルルとまるで猛獣の泣き声のような音がトリコの言葉を遮る。
「こまつ~てきじゃないならめし~~~~~~」
「すみません。皆さんの分も作りますから、少し待っていてもらえますか?」
膝の上のサニーと背中のトリコを下ろすと、キッチンではなく、何故か玄関から外へと出て行ってしまった。
「で、なんでおりじなるがくるんだよ」
先程までとは違う、明らかに敵意の篭った声の主に視線を向けると、無邪気な表情は消えていた。
「オリジナルって…もしかして君たち…」
「じぶんのことくらい、わかってます」
自分達がどういった存在なのか。
そんな事はとっくに知っている。
「まえらのしりょうもぜんぶよんだし。あ、まつはしらないからいったらだめだぞ!」
小松の家で暮らしたこの2ヶ月。
自分達の後ろに、小松が誰かを見ているような時があった。
『あ~、もう。トリコさん、それはココさんとサニーさんの分ですよ。…まぁ、トリコさんらしいですけどね』
(おれらしいってなんだ?)
『いつも手伝ってくれてありがとうございます。こういう所はやっぱりココさんですね』
(やっぱりってなに?)
『サニーさん、好き嫌いは駄目です。バランス良く食べないと。全く…そんな所は似なくていいのに…』
(にるってだれに?)
気になり始めると、言葉の端々が気になってしまう。
自分と誰かを比べているのではないかと。
だが、そんな事を直接小松に聞くのは怖くて、小松が仕事に行っている間にマンサムを問い詰め、オリジナルである四天王の資料を見せてもらった。
自分達より遥かに強い、そして自分達より先に小松と出会ったオリジナルの存在にショックを受けたのは事実。
小松が自分達の後ろにそれらを見てしまうのも仕方の無い事で。
「でもさ、おれたちがここにきてからおまえらいなかったし」
この2ヶ月、小松は仕事よりも何よりも自分達を大切にしてくれた。
(テメェらのせいで断られてたんだよ!)
この2ヶ月…小松に会う事すら出来なかった。
「おしごとがいそがしいのに、ぼくたちがここにいていいっていってくれて」
どんなに忙しい日でも食事は皆で摂るものだからと必ず帰ってきてくれた。
(あぁ…だからあんなに疲れが残っているんだ…もっと早く気付いていたら…)
どんなに忙しくても、手を抜くという事を小松が一切しないと知っていたのに。
「まつがまえらじゃなくて、おれたちをたいせつにしてくれるから、しらないことにした!」
真実を知ってしまった事に後悔はないが、それに気付いてしまった事を小松には知られたくない。
(つくしい…その精神はさすがオレ!…けど気に入らん…)
真実を知りながら小松の為に胸に秘める行為には同感できるが、自分達を敵視する物言いにどうしても「子供の言っている事だから」と聞き流す事が出来ない。
しかし、もし自分達がこの小さな自分達と同じ状況になったなら。
きっと同じ行動をとり、やはり先にいる存在に対して良い感情を向ける事は出来ない。
自分を見て、自分を大切にしてくれる存在を、他の人に取られるなんて我慢する事は出来ない。
ただ…その気持ちは今の自分達にも言えるだけに、3人は複雑な気分で思い悩んだ。
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《BlueSkyHero》では【蒼皇那鬼(ソウコウ ナキ)】
《Legend-Of-DragonBall》では【神薙(カンナギ)】
と、サークル名を変える時にPNまで変えたりしたお馬鹿です(笑)
どんなジャンルにも手を出しますが、自分が書くジャンルは少なかったりします…
今はタイバニ(兔虎)にもハマってたり…
基本、親父好きです(爆)