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WJ作品中心のSSブログ。 現在はDB(親父中心)、トリコ(コマ総受)となってます。
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書いた文章がエラーで消えました…

取り合えず、原文を載せます(笑)
 



訂正完了しました~

いやぁ…自分でも解りましたけど、一度目と二度目。
同じ文章を訂正しているのに表現が所々違いました。
どう違うのか、と聞かれると答えられないのですが(笑)
「あ、さっきここは違う文章にしたなぁ…でも思いだせんからいっか」という感じです。

ここの本文も別の事を書いてたんですけどね…


 どれくらいの時間、階段を下ったのだろうか。
 日の射さない空間は、時間の経過を曖昧なものへと変えていた。
 自分の感覚を信じるならば、既に1時間以上は下り続けているが、もしかしたら30分も経っていないのかも知れない。
 共に来た小さな3人も段々と口数が減っている。
 何も見えない闇の中。
 小松はこの小さな3人に救われていた。
 両の手に感じるトリコとココの手の温かさと背に掛かるサニーの重み。
 この存在が無ければ       小松1人で此処に来ていたならば、とっくに諦めていたことだろう。
 諦めない事が良い事なのかどうかは別にして。
「あ」
「どうしました?サニーさん」
「まつ…かべ?」
 先へ先へと伸ばしていたサニーの触角が何かに触れたようだった。
 サニーの言葉を受け、ココが視覚に意識を集中させると確かに壁の中を走っていた電磁波が微弱ながら正面にも見える。
「こまつさん、サニーがみつけたかべにもひかりがとおってるみたいです」
「う~ん…ココさんの見てる光が電気系統だったとして…」
 唯の壁ならば行き止まり。
 だが電気が通っているとなれば、電子錠の類が設置されているのかも知れない。
 その場合、解除キーを持たない小松達は否応無しに来た道を戻るしかないのだが。
 ココとサニーの誘導で一歩一歩壁らしき場所へと近付く。
 小松の目には相変わらず闇しか見えないが、ココとサニーの誘導は正確で小松の手は迷う事無く壁の突起物へと触れた。
「…ドアレバー…?」
 取っ手らしきモノが触れた為に上下に動かして見るが、ガチャガチャと音がするだけで全く動かない。
「これが扉ならば鍵がないと無理ですね。もしかしたら上にあるかも知れませんから一度戻りましょう」
「えー!ぜってぇこっからさきになんかあるってかんじなんだけどな」
 残念そうにトリコが言葉を吐きながら取っ手と思われる部分に触れると、何かが解除されたような電子音が耳に聞こえた。
「…引き換えしましょう」
 先程までとは違い、小松の声が厳しい響きに変わる。
 小松の頭の中では警鐘がなっていた。
 やはりこの階段はおかしい。
 自分が触れても何も無かったというのに、トリコが触れた途端に何かが解除された音がした。
 これは明らかに       此処に関わる者がトリコ達の来訪を待っていたと言うことにならないだろうか。
 それも入り口の形状からするとこの小さな彼等を。
「でも…」
 帰りたくない、先に進みたい、とココの声は訴えていた。
 小松も安全な場所ならば          いや、例え危険な場所であったとしても確実に小さな3人の命を繋ぐ術がこの先にあるのだと言うのならば迷わず先に進んだだろう。
 だが今は違った。
 この先に何があるのかは解らない。命を繋ぐ術があるのかすらも。
 その上、頭の中の警鐘は早く戻れと告げている。
「トリコさん、ココさん、サニーさん。ボクを信じて下さい。ボクは皆さんの可能性を諦めたりはしません。きっと、皆さんとずっと一緒にいられる方法を見つけます。だから今は一度引き返して」
 ガチャリ、と小松の言葉を遮る様に取っ手を動かす音がした。
 小松は咄嗟に3人を自分の背後へと押しやる。
 ゆっくりと開いたそこからは人工の光が差し込みはじめた。
 闇になれた目にはきつすぎる光。
 そして小松は無理にでも直ぐに3人の手を引いて戻らなかった事を後悔した。

「ようこそ。お待ちしておりましたよ。小松シェフ」

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職業:
事務
自己紹介:
サークル活動時
《BlueSkyHero》では【蒼皇那鬼(ソウコウ ナキ)】
《Legend-Of-DragonBall》では【神薙(カンナギ)】
と、サークル名を変える時にPNまで変えたりしたお馬鹿です(笑)
どんなジャンルにも手を出しますが、自分が書くジャンルは少なかったりします…
今はタイバニ(兔虎)にもハマってたり…
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