[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
さて、今回はDBSSです。
カテだけ最初に作ったまま放置だったのですが、とりあえず序章にあたる部分だけでも載せておこうかなぁと。
そうしないと何時まで経ってもカテのみになりそうだったので(汗)
ただ続きを上げるのは、【Relation】Past-後編が終ってからかなぁ…という気がしなくも無いので、読んでくださる方はのんびり気長にお待ちくださいませm(__)m
【???SS】も出だしだけでも近日中に載せようかと考えてます…
※当時(2006年5月発行)の作品を一部改定しております※
…実は【Relation Past-前編】【RelationAnecdote1:修羅色の戦士】【STRAIN 1】は同人誌同時発行だったりします…無茶したもんだ…
「生命反応有り、前方4,500」
「周囲警戒態勢のまま回収作業急げ!」
一つの惑星が一瞬にして消滅した。
その星の住民はほぼ全滅。
爆発により発生した隕石群は周辺惑星へと降り注いだ。
回収班は懸命に【生命反応の主】を探し続ける。
彼等の命が助かったのも、偶然でしかなかった。
自分達をまるで消耗品であるかの如く扱う者へ、奇襲を仕掛けようと秘密裏に星を出た。
そこで目にしたモノ。
相手が予想以上に強大な力を持つ者であった現実。
唯一人、惑星の破壊を食い止めようとした同胞の姿。
段々と弱ってゆく生体反応を見ている事しか出来ない時間は、まるで時が止まっているのではないかと思える程に永かった。
彼の生命力を信じ、敵が過ぎ去るのを待つ事しか出来ない自分達に悔しさが湧き上がる。
宇宙空間に多少耐性のある民族とは言え、生身の、それも怪我をした状態で何時間も持つわけが無い。
回収作業にあたる者達は見落としの無いよう、丁寧にそして迅速に行動した。
「こいつは…酷い…」
生体反応の主は生きているのが不思議な状態だった。
身体の左半身は失われている。
「治療室!メディカルマシン及び生体パーツの準備を頼む!」
『治療室、了解!』
治療室では生体反応の主の情報を細かくパネルの上に呼び出した。
船に積んである生体パーツに適合する物が無ければ、彼の命が助かる可能性は極端に下がってしまう。
「チッ!適合しないだと!他に無いのか!」
何としても彼を助けたかった。
彼が何故、敵の思惑に気付いたのかは解らない。だがそんな事は関係ない。
必要なのは彼がたった一人で強大な敵に立ち向かったという事実のみ。
「惑星ミートより救難信号確認!極秘周波数を使用しております!」
「回収班を収容次第、進路を惑星ミートへ向けろ!」
今、自分達に出来る事は各惑星に散らばる生存者の救出くらいしかない。
本来ならば母星をこの様な目にあわせた敵へと一矢報いたい所だが、現在の戦力では無駄死にするのは目に見えている。
極秘周波数を用いている事から同胞の、それも部隊長クラスの戦士だけが知りうる周波数を使用している事から、生き残りである可能性は高かった。
ならば彼等を助け、戦力を整え、実に息の根を止められるようになる日まで息を潜めなければならない。
「収容完了致しました。現在治療室へと搬送しております」
「よし、惑星ミートへ急げ!」
その後も、極秘周波数を使用した救難信号が幾つかの惑星から確認された。
しかし…
たとえ生存者を救えたとしても母星を破壊され、流浪の民と化した彼等に帰る場所は無かった。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
《BlueSkyHero》では【蒼皇那鬼(ソウコウ ナキ)】
《Legend-Of-DragonBall》では【神薙(カンナギ)】
と、サークル名を変える時にPNまで変えたりしたお馬鹿です(笑)
どんなジャンルにも手を出しますが、自分が書くジャンルは少なかったりします…
今はタイバニ(兔虎)にもハマってたり…
基本、親父好きです(爆)