やっぱりアニメのオプサウルス…可愛いですわ(笑)

親の上で跳ねてる子リーガルマンモスも♪

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　バーダックは溜め息をつくと、ブロリーの元へと戻った。
「ごめんなさい…」
　バーダックとブロリーへ交互に視線を移し、頭を垂れてしまっている。
「気にすんな。最初から何もかも上手くいくなんざ思ってねぇよ」
　悟飯がカカロットの子供だというなら。
　こんな自分の血から、これ程他人を気遣える者が生まれたと言うことだ。
　バーダックは悟飯を見る度に、シヤーチを思い出さずにはいられなかった。
　他人の事ばかりを気にし、何かある度に自分の責任だと気にする、損な性分の持ち主。
「でも、僕が余計な事を言ったか」
　パァン、と大きな破裂音が悟飯の言葉を掻き消した。
　バーダックが振り返ると、険しい顔をしたブルマと頬を押さえている悟空の姿。
　ブルマは一瞬俯いたかと思うと先程の険しい表情など嘘であったかのような笑顔をバーダック達に向けていた。
「さっき言い忘れたんだけど、暫くここに居るならうちに来れば？ベジータも居ることだし、これくらいの人数が増えても全然問題ないわよ」
　ベジータが何か反論しようと動く姿が見えたが、ブルマは視線1つでそれを抑えてしまった。
　惑星ベジータに居た頃の王子からは想像もつかない関係に、バーダック達から自然と笑いが零れる。
「あと、これ」
　手渡されたのは人差し指程度のサイズの物。
「シヤーチさんの身体を移したカプセルよ。ちゃんとコールド装置もつけてるし、これならいつでも持ち運び出来るでしょ？」
　此処に人一人が入っているとは想像も付かないが、こんな嘘をつく利点が彼女には無い。
「わりぃな。だが、これはターレスに渡してくれ。オレが持つモノじゃない」
　自分に命を渡した男。
　その身体を持ち歩くのに適した者がこの場に居るというのに、自分が受け取る訳にはいかない。
　そうね、と呟くとブルマはターレスにそれを投げつけた。
「あんたが持ってなさいってよ！だからさっき言ったじゃない！」
「はいはい、すいませんでした！って、人の親父の身体を投げんじゃねぇ！」
　ターレスに対するブルマの言動もだが、それ以上にターレスの言動にサイヤ人達は揃って驚きを見せていた。
　投げやりな言い方であってもそう易々と謝罪の言葉を口にするターレスではない。
　バーダックが記憶の糸を辿ると、今より幾分か幼いブルマの姿が脳裏に蘇った。
　そう、カナッサを襲った後に見た、幻のような夢のような記憶の中に。
　見たものが確かならば、彼女は幼いカカロットを狭い世界から連れ出し、今この場にいる仲間達に出会うきっかけを与えた者。
　その力はベジータを変えたのみならず、今ターレスまでもを変えようとしている。
「で、ベジータ。どうすんだ？住処を提供してくれる上、王子も一緒だとよ」
「そうだな…此処で過ごす訳にも行かないだろう。それに」
　まだこの地でやらなければならない事が残っている。
　それを果たすまで、バーダックがこの地を離れる事は無いだろう。
　ベジータ王がトーマとパラガスへ視線を向けると、肯定の意が返ってきた。
「ありがたく、申し出を受ける事にしよう。我々にはこの星の事は全く解らないからな」
　ベジータ王がブルマに礼を述べる姿を、ベジータは忌々しげに見つめていた。
　あの存在に、幼かったとはいえ畏怖を抱いていたのかと。
　何故、自分と同じサイヤ人がこの様な腑抜けた一族になってしまったのかと。
　そして　　　　何故自分はそんな彼等に何も言わず、何もしないのかと。