WJ作品中心のSSブログ。
現在はDB(親父中心)、トリコ(コマ総受)となってます。
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個人的に…
私の個人設定なベジータ王は【Relation】でも【STRAIN】でもバーダック等に優しかったりします。
ベジータ(王子)との差を出すには…と考えるとこうなってしまったんですねぇ…
いえね…あの性格が2人いると話し上、使い辛いんですよ(-_-;)
唯でさえベジータ苦手なのに。
後のキャラは出来るだけ性格は違うようにしよう!と思ったんですが…上手くいかないものです。
※当時(2006年5月発行)の作品を一部改訂しております※
私の個人設定なベジータ王は【Relation】でも【STRAIN】でもバーダック等に優しかったりします。
ベジータ(王子)との差を出すには…と考えるとこうなってしまったんですねぇ…
いえね…あの性格が2人いると話し上、使い辛いんですよ(-_-;)
唯でさえベジータ苦手なのに。
後のキャラは出来るだけ性格は違うようにしよう!と思ったんですが…上手くいかないものです。
※当時(2006年5月発行)の作品を一部改訂しております※
「
何処からとも無く、声が聞こえる。
この声には、聞き覚えがあった。
「
「…シヤーチ?」
名を呼ぶと、視界が急に明るくなった。
そして目の前には自分に半身を提供し、自分の代わりに命を落としたシヤーチの姿。
「テメェ…よくもオレの前に顔出せたな!会ったら一言文句言ってやろうと」
「それどころじゃない。バーダック、頼む。カカロットの運命を変えるな」
「な…」
たった独りで戦うカカロットの姿。
それがただの夢なのか、未来の姿なのかは解らない。
だが夢で見たカカロットは怒りと悲しみに溢れていた。
全てのサイヤ人の思いを背負わされていた。
そうさせない為に、地球へ向かっていると言うのに」
「カカロットの運命を変えてしまっては、その後の脅威を抑える事が出来なくなってしまう。お前の見たカカロットの運命は必然なんだ」
「必然だと?あんな…辛い戦いがか?なら何故、オレは生き残った!運命を変えられねぇなら生き残った意味も地球に向かう意味もねぇだろうが!」
バーダックの声に、シヤーチの姿が一瞬薄れる。
「…俺のエゴだ。お前は確かにカカロットの運命を変えられる。だが、俺がお前に生きて欲しいと思ったのは、ターレスの運命を変える為だ」
「ターレスの…だと?」
何故、シヤーチがターレスの運命を知っているのだろうか。
カナッサ星人の攻撃を受けたバーダックとは違い、シヤーチにそのような能力があったとは思えない。
自分と同じような攻撃を受けたのか、とも考えられるがカナッサ星人のような能力を持つ種族もまた、少ない筈である。
「あのまま俺がターレスを育てても、ターレスの生まれ持った性質を変える事は出来ないと薄々解っていた。だがバーダック。お前は俺と違う。感情を素直に表現できるお前に育てられたならば…ターレスの性質もきっと変わる筈だ。俺はお前の命と俺の命を利用したんだよ」
全ては我が子の為に。
その思いを以前のバーダックならば理解する事は出来なかっただろう。
だがバーダックも今は己の子の運命を変える為に行動している。
自分の見たものが未来でなかったならばそれはそれで良い。
たった独りきりでつらい思いをしないのならば。
「…ならカカロットは独りで良いってのか!」
詰め寄るバーダックにシヤーチは僅かに笑みを浮かべ首を横に振る。
「カカロットは独りじゃないさ。地球で多くの仲間を得る。サイヤ人としても、お前達が生き残っている。カカロットが独りになるとしたら、それは…お前が運命を変えられなかった時だけだ」
「待てよ!オレに運命を変えるなって言ったのはテメェだろうが!」
「お前が変えるのはお前の見た運命ではなく、その後の運命」
「その後…?」
夢に見たのはかの敵と対峙するカカロットの姿。
怒りと悲しみと身に纏い、ただ独りで佇む姿。
その結末までは解らないが。
「バーダック、見極めろ。その時を。俺は…俺達はその時を迎えられる様、出来る限りの力を使ってお前達を妨害する。早すぎても遅すぎても駄目なんだ。許してくれとは言わない。だが、解って欲しい」
シヤーチの姿に死んでいった仲間達の姿が重なる。
セリパ。
パンブーキン。
トテッポ。
そして多くのサイヤ人の姿が。
「テメェ等揃って邪魔するって?それだけヤバい相手って事か…なぁ…一つ教えてくれ。オレが生き残ったから、その脅威は生まれたのか?」
「いいや。それが生まれるのも必然。だが、お前が居る事でそれは蓋然となる。忘れないでくれ、バーダック。お前だけが運命を変えられる。この世の全ての者の」
「ハッ、買い被り過ぎだ」
「買い被りではないさ。事実、サイヤ人の運命を変えた。戦いに明け暮れるしかなかったサイヤ人に他者を思いやる気持ちを、お前は与えた」
それが意思を持って行ったことではなかったとしても。
「あぁ…もう時間だ…」
「シヤーチ!」
まだ聞きたい事はあった。
シヤーチが知っている限りの全てを聞き出したかった。
だが、止める間も無くその姿は消え、辺りは一面の闇に包まれた。
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プロフィール
HN:
神薙
性別:
女性
職業:
事務
自己紹介:
サークル活動時
《BlueSkyHero》では【蒼皇那鬼(ソウコウ ナキ)】
《Legend-Of-DragonBall》では【神薙(カンナギ)】
と、サークル名を変える時にPNまで変えたりしたお馬鹿です(笑)
どんなジャンルにも手を出しますが、自分が書くジャンルは少なかったりします…
今はタイバニ(兔虎)にもハマってたり…
基本、親父好きです(爆)
《BlueSkyHero》では【蒼皇那鬼(ソウコウ ナキ)】
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と、サークル名を変える時にPNまで変えたりしたお馬鹿です(笑)
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今はタイバニ(兔虎)にもハマってたり…
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