WJ作品中心のSSブログ。
現在はDB(親父中心)、トリコ(コマ総受)となってます。
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連日の残業で更新がてんやわんやに(-_-;)
無理しないで更新休みゃ良いのにと思ってもこれだけ連日更新しているとついつい更新してしまう…
まだ夕飯食べてません(笑)
※当時(2006年5月発行)の作品を一部改訂しております※
無理しないで更新休みゃ良いのにと思ってもこれだけ連日更新しているとついつい更新してしまう…
まだ夕飯食べてません(笑)
※当時(2006年5月発行)の作品を一部改訂しております※
「喰らえ!」
「クッ……まだだ!」
トレーニングルームから爆音が聞こえてくる。
「またかよ。ターレス、行くぞ」
もはや呆れるしかない。
爆音は一種の合図と化していた。
トーマがトレーニングルームの扉を開くと中ではいつも通りバーダックとブロリーが倒れている。
「また相打ちだな」
「超サイヤ人でもねぇのに無茶すんだからよ。この親父は」
バーダックが目覚めてから2年。
当初は中々動かせなかった左半身も今は問題なく機能していた。
地球への到達も目前となり、今日は今まで以上に気合が入っていたのだろう。
強固に作られているトレーニングルームの一角が見事に壊されている。
重症を負った2人をそれぞれが担ぎ上げると、すぐさま治療室へと向かった。
バーダックが目覚めてからと言うもの、来る日の為に皆がトレーニングを積んでいた。特にブロリーは目覚めてからと言うものその戦闘力の高さにまともに相手が出来る者がおらず、その能力の断片すら目覚めさせることが出来ずに居たが、動けるようになったバーダックを相手にする事で才能を開花させた。
だが、この2人。
トレーニングと言う名の実践練習を始めると必ずどちらか一方が、時には今回のように2人共にメディカルマシン送りになっていた。
手加減という言葉は無い。
実践さながらの訓練でなければ戦闘力が上がらない。
との持論からなのだが、面倒を見る側からすれば迷惑この上ない。
その上、サイヤ人の特性により回復する度に戦闘力は上がってしまい、他のメンバーとの格差は広がってゆく一方だった。
「…それにしても…上がりすぎだよな」
「ブロリーは伝説の超サイヤ人様だから、で説明付くけど親父はなぁ…」
ブロリーの戦闘力は何もせずともある一定値まではノーマルスリープの間も上がっていた。
生まれた当初は10,000だった戦闘力も、目覚めた時には500,000を超えており、現在は計測不能。
不安定だった超サイヤ人への変化も、バーダックとのトレーニングを重ねる毎に安定してきている。
「オレの戦闘力だってサイヤ人の限界って言われてた数値は超えちまってるってのによ。親父とブロリーだけ突出しちまって」
「悔しいよなぁ…俺なんざお前にまで抜かれちまった」
バーダックの戦闘力は惑星ベジータに居た頃は今ほど急激な上昇はしていなかった。
それでも下級戦士には前例の無い10,000という戦闘力を誇っていた戦士だった。
戦闘力の上昇が著しく上昇する様になった要因が、死ぬほどの攻撃を受けたからなのか、それとも生態パーツを移植した事による相乗効果なのか。
理由は解らない。
それでもバーダックはその限界知らずな戦闘力の上昇を手に入れ、狂喜した。
相手は星一つを簡単に破壊する力を持つもの。
どれだけ戦闘力を上げれば、彼の者の力を上回るのか。
今は上げられるだけ、戦闘力を上げてしまいたかった。
トーマ達もそれは理解しているのだが、6人しか居ない現状ではどうしても手抜きが発生してしまう。その手抜きが
「トーマ、ターレス。バーダック達の様子はどうだ?」
艦内の通信システムからパラガスの声が流れる。
「半日もすりゃ直るさ。ま、起きたら起きたでまた始めるんだろうけどな」
「そうか…ならばお前達だけでも良い。こちらに来てもらえるか」
基本、各々自由に過ごしている船内でパラガスから呼び出される事は殆ど無かった。
不安を覚えながらも2人はそのまま治療室を後にした。
「不味い事になった。奴等の大型船が地球へ向かっている。このままでは鉢合わせる事になる」
レーダーで感知しきれない範囲に撒いている小型探査機からの映像にはまさしく、彼の一族が使う宇宙船の姿があった。
「今か速度を上げれば先に地球へ到達する事は可能だ。最もパラガスの計算では僅かな差でしかない、という事だがな。しかし、僅かでも先に到着出来れば待ち伏せをされる危険性は排除できる」
「なら、さっさと行くしかねぇな。親父とブロリーの治療が間に合うか、微妙なところだけどよ」
此処から速度を上げたとして地球へ着くのは約半日後。
治療が済むのが先か、地球で彼の者との戦いが始まるのが先か。それでも、先に到着していれば好機は無くとも、最悪は免れる。
選択肢は1つしかなかった。
サイヤ人を乗せた宇宙船は速度を上げ、地球の大気圏へと突入して行った。
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HN:
神薙
性別:
女性
職業:
事務
自己紹介:
サークル活動時
《BlueSkyHero》では【蒼皇那鬼(ソウコウ ナキ)】
《Legend-Of-DragonBall》では【神薙(カンナギ)】
と、サークル名を変える時にPNまで変えたりしたお馬鹿です(笑)
どんなジャンルにも手を出しますが、自分が書くジャンルは少なかったりします…
今はタイバニ(兔虎)にもハマってたり…
基本、親父好きです(爆)
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